シミが気になる…レチノイン酸とハイドロキノン

病院

頬の高い部分にできているシミ。

とても気になります。

昨年、首にできた老人性イボをとった皮膚科で、頬のシミについても相談してみました。

1.頬のシミはとれる?

頬のシミを診察していただきました。(首イボ治療のついでに)

虫メガネで拡大して見て、レーザー治療をすればとれる、との見立てでした。

顔へのレーザー照射に今は抵抗があることをお話すると、頬の高い部分にある濃いシミはとれないと思うが、皮膚科で処方している美白クリームを使えば、少し薄くなるかもしれないとのこと。

まずは、そちらを試すことにしました。

2.皮膚科での対応法

私のシミに対しては、レチノイン酸とハイドロキノンがいいのでは、ということで、それぞれの美白クリームを処方していただきました。

調剤薬局ではなく、院内で処方されます。

0.05%のレチノイン酸と5%ハイドロキノンです。朝はレチノイン酸を、夜はハイドロキノンを化粧水のあとに、シミが気になるところに伸ばします。頬全体に薄いシミがあるのですが、そちらはこのクリームを朝晩つけるだけでも、効果はあると思うというお話でした。

皮膚科の先生からは以下の説明がありました。

<レチノイン酸>

  • ビタミンA(レチノール)誘導体でビタミンAの50倍以上の効果ががある
  • 角質を剥がし、皮膚の再生を促進させることにより、メラニン色素を表面に押し上げ、外に出す
  • 皮脂腺の働きを抑え、皮膚の分泌を抑える
  • 真皮でもコラーゲンの分泌を高め、長期的には皮膚のハリ、小ジワの改善をもたらす

<ハイドロキノン>

  • メラニン色素をつくる酵素チロシナーゼの働きを弱めることで色素沈着を抑える
  • メラニン色素をつくる細胞、メラノサイトを減少させる

副作用として赤み・かゆみ・カサカサなどがでることがあるので、その場合は使用を中止して、皮膚科にきてください、という説明もありました。

また、皮膚科で処方された美白クリームは、軟膏のお薬のように空気が中にもどらない仕様のチューブになっていて、保管は冷蔵庫で。2~3か月で使い切るようにとのことでした。

3.実際に試してみて

いつものお肌のお手入れで、洗顔後、導入美容液→化粧水→美白美容液→乳液という流れがしみついてしまっており、いつも乳液までつけ終わったところで、「あっ、美白クリーム忘れてた」と気づき、乳液の後につけてしまうことが多かったです。

美白クリームはどちらもジェル状のもので、乳液のあとよりも、化粧水の直後の方が効果はありそうですが、毎日使い続ける方がよいと思い、順番を間違える日も何度もありましたが、使い続けました。

すると1か月使い続けたぐらいから、明らかに肌色が明るくなってきたのがわかりました。

皮膚科の先生のお言葉通り、頬の高い部分の濃いシミが薄くなった感覚はないのですが、まわりにある小さいシミが薄くなってきて、肌色のトーンが明るくなりました。

肌に残ってしまっていた古い角質がとれて、新しいきれいな皮膚が表にでてきたような感じです。

化粧品よりも、効果が感じられる期間はやはり早いです。しばらく使い続けてみようと思います。

皮膚科は混んでいるので、それがイヤですよね。薬を処方していただくだけでも30分ぐらい待ちます。

濃いシミをいつレーザーでとるかも検討中です。

コメント